知能」は、一般的にひとつの要素のように考えられがちですが、実際は「知能因子」と呼ばれる複数の要素から構成されています。
この知能因子の詳細を明らかにしていくことで、知能の実態が解明されていくとの考え方から、多くの研究者たち(スピアマン(2因子説)、ソーンダイク、サーストン(7因子説)など)が知能因子の分析を手がけてきました。
その中でも、南カリフォルニア大学のギルフォード博士を中心としたグループは、知能因子の構造的な研究(いわゆる「知能構造論」)は、知能の解明に多大な影響を与えるに至りました。

ギルフォード博士は、知能は3つの側面{「はたらき(Operation)」・「領域(Contents)」・「所産(Products)」}から成り立つと考えました。
さらにその3つの側面を以下のように細分化することで、知能が120(その後の研究では180)の知能因子から構成されるとする理論「知能構造(SI)モデル」を提唱しました。(1956年)
・働き(Operation)・・・「記憶」および「認知」・「集中思考」・「拡散思考」・「評価
・領域(Contents)・・・「図形」・「記号」・「概念」・「行動
・所産(Products)・・・「転換」・「見通し」・「単位」・「分類」・「関係」・「体系

 

 

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